みずほ銀行
国内3大メガバンクのひとつでもある「みずほ銀行」は、第一勧業銀行、富士銀行、日本興業銀行の分割・合併により2002年にみずほファイナンシャルグループからみずほ銀行とみずほコーポレート銀行が誕生しました。
当時のみずほ銀行は、旧第一勧業銀行が存続行となり「みずほ統合準備銀行」を吸収合併し、みずほコーポレート銀行は旧富士銀行が存続行として「旧興銀」を吸収合併しています。みずほ(瑞穂)とは「みずみずしい稲の穂」と日本書紀に登場した日本の美称「瑞穂国」をモチーフとなっており、日本を代表する銀行を目指すという想いから「みずほ銀行」の商号となりました。更に2013年には、みずほコーポレート銀行を吸収合併して現在の「みずほ銀行」となっています。
みずほ銀行の総合口座には、「みずほマイレージクラブ」というサービスを提供しています。「みずほマイレージクラブ」は、入会金、年会費が無料で取引内容によってはATM利用手数料が無料になるなど様々な「うれしい特典」を受けることができます。
特典の内容は、本支店ATMに加えてイオン銀行ATMの時間外手数料が無料であったりコンビニATMの各種手数料が月4回まで無料といったものです。他にも本支店宛の振込手数料が無料、さらに他行宛の振込手数料も最大月4回まで無料となる点が「うれしい特典」となっています。
他にもみずほ銀行の特徴として「One Mizuho」をスローガンとして掲げており、みずほファイナンシャルグループの傘下に属している「みずほ銀行」「みずほ信託銀行」「みずほ証券」の「銀・信・証」の連携を強化した一体戦略をメリットとしています。
そのため、法人取引に長けており上場企業の取引先は全体の7割を占める圧倒的な基盤を築いています。もちろん個人取引にも力をいれており、個人の顧客数は2,400万人にも昇ります。
なお、みずほ銀行は国内3大メガバンクのうち、唯一47都道府県に支店を持つ銀行でもあります。これは前身となる第一勧業銀行が全国に支店を構えていたことから、そのままみずほ銀行が引き継いで形です。銀行・信託・証券の共同店舗の拠点は186を数え、ATMのネットワークはメガバンク1位です。
海外への進出も精力的におこなっており、その拠点は114拠点を有しています。その実力はアジアにおけるシンジケートローンの組成額が物語っており、日本の銀行でナンバー1の実績を誇っています。まさにみずほ銀行は「One Mizuho」の名の下に国内最大級の顧客を持ちながらも、国内にとどまらず海外までにも数多くの拠点ネットワークを有したリーディングバンクといえるでしょう。
また、みずほ銀行では宝くじの販売・委託も取り扱っています。宝くじは当せん金付証票法という法律に基づいて、総務大臣の許可を受けた全国の都道府県と指定都市によって発行されています。そして、地方自治体がみずほ銀行に販売や事務業務を委託しているのです。
地方自治体がみずほ銀行に委託した経緯については、1897年にみずほ銀行の前身となる第一勧業銀行(勧銀)が農工業向けの長期融資を行うことを目的に設立されました。基本的に長期融資をおこなうため債券の発行が認められており、勧銀は割増金付き債券の発行が唯一認められていました。そして債券に勧銀が抽選を行って、当選番号の債券を持つ者に割増金付で償還していたのでとても人気がありました。
戦後、勧銀は債券と抽選による割増金部分だけを切り離した宝くじの発行を開始しています。これらのことがありましたが、やがて宝くじの方だけが残り、現在のみずほ銀行に受け継がれている形になります。宝くじの売上金のおよそ40%は収益金として地方自治体へ配分されています。当せん金として配分されるのは売上金のおよそ半分となっており、億万長者の夢を掴むために大勢の人々が宝くじを買い求めています。
お金を貯める・増やす
銀行口座開設
みずほ銀行の銀行口座開設には、「店頭」「インターネット」「スマートフォンのかんたん口座開設アプリ」からの3つの方法があります。こちらでは、それぞれの銀行口座開設の方法を詳しく解説しています。
- みずほ銀行で口座を開くメリット
- 申込みができるカードのタイプ
- 銀行口座開設
住宅ローン
みずほ銀行の住宅ローンには、「全期間重視プラン」「全期間固定プラン」をはじめいくつかのプランが用意されています。選択するメリット・デメリットや借りれる条件も異なってきますので、自分にあったプランを利用ください。
こちらではそれぞれのプランについて詳しく解説しています。
- 住宅ローンについて
- ミックス50プラン
- 次世代サポートプラン
全国のみずほ銀行店舗一覧
全国のみずほ銀行を都道府県別にまとめていますので、それぞれの地域をクリックして確認ください。