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株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループがグループの「機能別再編」と子会社の商号変更を発表

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株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループが2017年5月15日(月)にグループの「機能別再編」と子会社の商号変更を発表した。

グループ機能別再編の内容については、三菱UFJ信託銀行株式会社の不動産や、年金、証券代行関連業務などを含まない法人貸出業務、プロジェクト・ファイナンス、不動産ファイナンス等のプロダクト、貸出に関連する外国為替、送金等の業務を株式会社三菱東京UFJ銀行へ会社分割方式により2018年4月を目処に移管する予定だ。

三菱UFJ信託銀行は、三菱UFJ証券ホールディングスと三菱東京UFJ銀行がそれぞれ保有する三菱UFJ国際投信株式会社の株式持分を譲り受けて完全子会社化する予定だ。

この機能別再編によって、フィナンシャル・グループの法人貸出などの業務が三菱東京UFJ銀行へ一本化され、国内外の資産運用や資産管理業務、不動産、年金、証券代行、相続業務などは三菱UFJ信託銀行が専門性とグループの広大な顧客基盤を融合して、不動産などに軸足を置いた「信託型コンサルティング&ソリューションビジネス」を展開していく。

他にもウェルスマネジメント領域では、顧客のニーズに合わせた推進モデルを構築して、株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループとしての「ウェルスマネジメント・ブランド」の創出も検討している。最近は資産の保護に重点を置いたサービスを「プライベート・バンキング」と呼ばれる。運用を重視するサービスを「ウェルス・マネジメント(wealth management)」ということもあるが、双方に厳密な区別があるわけではない。

また、この機能別再編にあわせてこれまでの株式会社三菱東京UFJ銀行から商号を「株式会社三菱UFJ銀行」と東京を省略した形で平成30年4月1日から変更される。英文名表記では、「MUFG Bank, Ltd.」となる予定だ。

今回のグループの「機能別再編」の背景には、日本国内で低金利の状態が続いている中、世界経済の保護主義・地政学リスクの増大、金融とITを掛けあわせた領域「FinTech」の進展など、国内外の構造変化や三菱UFJフィナンシャル・グループを取り巻く経営環境の変化に早急に対応する必要性に迫られているためだ。

機能別再編により専門性が高まり、グループ運営の強化を図っている。 グループ運営強化の中には、株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ統一ブランドの創出や各事業会社の効率化への取り組み及びグループベースでの経営資源の有効活用などが上げられる。

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三菱東京UFJ銀行は、東京三菱、三和、東海を前身に持つため、首都圏、京阪神圏、名古屋圏の三大都市圏を営業地盤にもっているという強みがあります。また、海外への貸付や、外貨の受け入れなど、国際業務に強いというも特長の1つですそしてアコム、モビット、三菱UFJ信託などグループも多く抱えています。

金融機関名三菱東京UFJ銀行
本店所在地東京都千代田区丸の内2-7-1
電話番号03-3240-1111
金融機関コード・銀行コード0005
支店コード001
ホームページhttp://www.bk.mufg.jp/

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