三井住友銀行ニュースリリース

三井住友銀行が西日本高速道路株式会社に「ＳＭＢＣなでしこ融資」を実施したことを発表しました。近年、女性の社会進出が推進されており、阿部内閣政権の目玉の一つともなっていますね。男性だけではなく、女性も社会で評価を受ける時代になってきているのです。そして、近年、結婚する女性も減少してきており、社会の中で活躍する事が幸せであり、ステータスと考えている女性も少なくありません。そこに注目したのが、三井住友銀行の、SMBCなでしこ融資なのです。

SMBCなでしこ融資とは、主に企業向けの融資です。女性が活躍する企業、女性が経営を担う企業に向け、それを専門とした融資となっております。男性が経営者である事が当然だった時代から、女性が経営を担う時代のシフトに合わせ、２０１５年１月に、スタートしました。これにより、更に女性の社会進出が促進される事にもなるでしょう。貸出期間は一年以上あり、その金額も３億円と多額の融資を受けられるのが、このSMBCなでしこ融資の大きな特徴です。

又、女性中心に働き方を考えている企業も、この融資の対象となります。例えば、女性の育児休暇などを新たに取り入れ推進する企業や、男性の育児休暇を採用している企業などは、これに当たります。

開始されてから、この融資を取り入れた企業は、社会でも大きく評価されています。評価項目として、男性の育児休暇を取り入れた事、女性の育児休暇を取り入れ、そのポストを復帰までの間、まもり続け、帰ってくる場所を残している企業が、これに該当します。大きく評価されて有名になったのは、株式会社商船三井という会社で、当時の日経新聞にも大きく取り上げられました。

これにより、取り入れようとしている企業は多少なりとも増えてきているはずです。女性側からの観点としても、これは非常にありがたい事であり、安心して育児に専念できます。女性は一回社会から離れてしまうと、再就職が難しいのが現状です。

まだまだ、その現状は打開されていません。この企業のように、積極的にこのような融資を取り入れていただけると、女性側からしても、安心して休む事ができます。また、女性の社会進出に伴い、それを推進してくれる銀行が現れたという事だけでも、大きな進歩となるでしょう。

このような融資形態をとっている銀行は、今のところは三井住友銀行のみです。が、これから、どんどんこのような銀行が増えてくる事はまず間違いないでしょう。そして、働く女性側からすると、このような取り組みは非常にありがたいものなので、是非とも増えてくれる事を期待致します。

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