みずほ銀行ニュースリリース

みずほ銀行が、2017年08月03日(木)に海外発行カード専用ATMにおける「JCB」・「Discover」カードの取扱開始を発表しました。

海外から日本にやってきた、いわゆる訪日観光客にとって、日本円を引き出すことはとても重要です。諸外国ではオンラインによる決済サービスなどが豊富にあり、クレジットカードで買い物をすることが当たり前のような形になっていますが、日本では取り扱いをしていないところがまだまだ多いため、日本円が大事になっていきます。そんな中、せっかくクレジットカードを持ってきたのに自分のカードでは使えないという問題があることから、海外で発行されたものであったとしても日本円を引き出すことができるカードの存在が待たれていました。

そんな中、みずほ銀行では先日、海外で発行されたクレジットカードについて発表を行いました。それは引き出すことのできるブランドの追加です。これにより、今まで以上に利便性が高くなり、多くの人が安心して日本円を引き出すことができるようになり、みずほ銀行を利用する訪日観光客が増えることが予想されています。ただ、海外発行カード専用のATMというのがまだまだ少なく、銀行業界の中でもまだまだ後れをとっていることから、今後は使えるブランドを拡充するだけでなく、対応するATMを全国的に増やしていくことが求められ、今回の発表は第一歩と言えます。

一方、これとは別に、専用ATMの画面が日本の銀行では最多となる17の言語に拡大したことも発表されました。これまでは英語、2種類の中国語、日本語となっていましたが、ヨーロッパからやってくる訪日観光客や韓国などからも来るため、これだけでは不十分であるという声も上がっていました。そのため、今回の発表で少なくともヨーロッパのほとんどの国の言語を網羅し、あとは東南アジアで話されている言語も採用するなど、一気に拡充されることとなりました。これにより、利便性は拡大し、ますます多くの訪日外国人に利用される状況となっています。

多くの外国人が日本に訪れていますが、意外とこうした外国人のお財布事情というのはわからず、お金を下ろすことができないと言われてもコンビニなどあれだけ多くのATMがあるのになぜ？と思うこともしばしばあります。そうした時に、この銀行では対応をしている、あの銀行では対応をしていないけど近くのコンビニではそれが使えるなど教えてあげることができるようになればよく、みずほ銀行の取り扱いカードブランドの拡大は、今後の利便性をさらに高めるものとなることは間違いありません。

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