みずほ銀行ニュースリリース

みずほ銀行が、2017年7月19日(水)に『あいち・じもと農林漁業成長応援ファンド』第2号案件『株式会社ヴェレゾン』への出資決定を発表しました。

「あいち・じもと農林漁業成長応援ファンド」は、みずほ銀行や株式会社名古屋銀行、株式会社名古屋リース、豊橋信用金庫・瀬戸信用金庫・豊川信用金庫・豊田信用金庫・碧海信用金庫・西尾信用金庫・蒲郡信用金庫といった愛知県内の信用金庫7庫が株式会社農林漁業成長産業化支援機構「A-FIVE」と共同で設立したファンドです。

「あいち・じもと農林漁業成長応援ファンド」は、農林漁業者へのサポート強化のため、愛知県を中心とした東海4県において6次産業化に取組む事業者を対象に出資および積極的な経営支援などを行うことを目的としています。

6次産業化とは、1次産業者である農林漁業者が、生産だけでなく加工などの2次産業や流通などの３次産業までも、一体のビジネスとして展開することで、産業として付加価値を高めて、しいてはバリューチェーンを構築し、高い収益性を創造する取り組みのことをいいます。

1次、2次、3次の数字を掛け合わせて6になることから6次産業と命名されています。

みずほ銀行らが共同設立した「あいち・じもと農林漁業成長応援ファンド」の第1号案件では、農業生産法人株式会社フードラボシステムと自社で生産したイタリアン葉野菜などのカット商品や2次産業にあたるソース等加工品の製造販売事業などを手掛ける株式会社フードラボファクトリーへ3,500万円を出資しています。

今回の株式会社ヴェレゾンに対しての出資は、「あいち・じもと農林漁業成長応援ファンド」として「愛知県第2号案件」となります。

みずほ銀行らが出資した株式会社ヴェレゾンの主な事業内容は、農業生産法人株式会社ブルーチップファームが生産したワイン用葡萄を活用して、自社のワイン醸造施設で常滑産ワインを製造販売することや農業生産法人株式会社ブルーチップファームが設置・運営・管理する農家レストランにおける調理や提供業務を受託する事業となっています。

みずほ銀行は、今後の『あいち・じもと農林漁業成長応援ファンド』を通じて地域経済の活性化や雇用創出に貢献することを目標として出資していく考えです。

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