印西市の銀行・ATM「千葉興業銀行千葉ニュータウン支店」

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現在、千葉県内には千葉興業銀行、千葉銀行、京葉銀行の3行が地方銀行として実働しています。地方銀行が県内に３つもあるということは全国的にも珍しく、そのためにそれぞれの銀行が独自のプランや経営方針を掲げて営業しています。

　コスモスの花をトレードマークにした「ちば興銀」こと千葉興業銀行は、営業拠点７３店舗と他の２行に比べて店舗数も少ないですが、その業績は右肩上がりです。　昨年の平成27年度にも公募増資を実施して、新資本金621億20百万円での新たな経営計画を立てている勢いのある銀行といっていいでしょう。　

また、千葉興業銀行の特色は医療関連の特約付き金融商品が強いということにあります。ここで言う強さ、とは医療特約の商品数が多い、ということではなく、ついている特約そのものが他の銀行とは比べ物にならないほど手厚い内容になっているということです。

　この背景には、この銀行の成り立ちが大きく関わっています。戦後の千葉興業銀行創立期に医療関連業界との取引が多く、今も継続して太いパイプラインを持っています。そのため、2000年代に大手銀行にも先駆けてローンに銀行負担でガン特約を付けるなどの取り組みから始まり、現在でも多くの医療サービスに特化した特約商品を保有しています。

　例えば、保障付住宅ローン「ハートフルプレミア」は、ガンと診断されたらローン残高が0円になるだけではなく、さらに一時金が支払われる場合もあります。また、それだけではなく脳卒中や心筋梗塞で今まで通りの生活が遅れなくなってきてしまった場合や糖尿病や肝硬変で就業ができなくなってしまった時にもローン残高が0円になったり、奥様が女性特有のガンと診断された場合は何と100万円の一時金が給付される他に類を見ない、疾病に対して非常に手厚いローンとなっています。

　他にも「連生ガン保障付住宅ローン〈パートネイド〉」は、夫婦どちらがガンになるか、またはガン以外でも余命が6カ月以内と宣告されたらローン残高が0円になるという全国初の商品です。しかも、がんが完治した場合は「ハートフルプレミア」も「パートネイド」も支給された給付金を変換する必要はないので、長期的な再発予防治療にも安心して取り組むことができる、利用者にとってとても安心なローンとなっています。

　また、株主優待制度も特徴的で、一般的な株主優待定期だけではなく「さわやかハロー24」という24時間受け付けの電話健康相談サービスを実施しています。　これは医師や看護師などのヘルスカウンセリングの専門家が健康や医療に相談を電話で受けてくれるサービスを中心とした優待制度で、専門的なアドバイスだけでなく、夜間・休日診療の医療機関の案内や医療機関情報の提供だけでなく、介護などに関する情報も提供しています。こちらは株主だけでなく、同居家族の利用も可能なので、いざという時に役立つ心強いサービスです。

　このサービスを24時間365日提供できるということは、まさに、医療関連業界への長期にわたるつながりと理解と信頼を持つ千葉興業銀行だからこそなしえた独特で、特化した素晴らしいサービスのひとつであるといえるでしょう。

　医療保障分野に強いだけでなく、顧客へのサービスも突出しています。　年会費、利用料ともに無料の千葉興業銀行ポイントサービス「コスモスクラブ」は一般的な銀行のポイントサービスと同様に、給与振り込みや公共料金の支払いなどの利用数に応じて特定のポイントがたまり、そのポイント数に応じてATM手数料の割引や定期金利の優遇、ローン金利の割引などが受けられるサービスです。ここまでは、どの銀行でも聞いたことのあるサービスと変わらないように思えますが、一番下の第１ステージからATM時間外手数料が無料、第2ステージ以降からはコンビニATMの利用料・時間外手数料も回数制限なしに無料になりますし、コスモスクラブ加入者限定のポイント定期では、店頭表示金利の2倍もの金利が適用されます。　第3ステージ以上になると、毎年誕生月にカタログギフトがプレゼントされますので、申し込まないわけには行かないですね。

　法人向けにも、地域密着型の特色を色濃く生かした「経営塾」という地域の取引先の後継者を対象に実施している約1年半の事業後継者育成プログラムを実施しています。他県にも門戸を開こうとする一般的な地方銀行の流れではなく、むしろ地域とのより一層の深いつながりを持とうとする逆転の発想で、プログラム参加資格も事業後継者（2世・経営者）で役員会の承認を得た者しか入れないという、一見すると前時代的な会則ですが、現在第6期まで実施されており、地元ならではの悩みややり方の指導を受けたり、同じ地域でありながら、接点の少ない異業種会員との交流も持てる充実した会となっています。

　これから、東京オリンピックに向けて首都東京と隣接した千葉は、ますますの発展が見込まれています。東京湾アクアラインルートで成田・羽田の両空港が繋がったうえ、首都圏中央連絡自動車道（圏央道）の整備が進み、首都圏全体の人やや物流の流れが一気に変わってきています。地方創成を掲げており、地域への貢献を軸とした千葉興業銀行は、いままでは地域密着型のその性質から県外への認知度はとても低かったかもしれませんが、医療に特化した特徴的で手厚いサービスはこれからの高齢化社会に向けて、ますますその重要性を増し、着目されることでしょう。千葉興業銀行はこれからの生活においてぜひ活用したい銀行といえます。

千葉興業銀行のサービス内容

千葉エリアの千葉興業銀行店舗一覧

千葉の印西市を中心に周辺の店舗をまとめています。