泉南市の銀行・ATM「セブン銀行ATMコーナーセブン-イレブン泉南新家店共同出張所」

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セブン銀行はセブン&アイ・ホールディングス傘下の銀行になります。セブン&アイ・ホールディングスのグループ会社にはコンビニ最大手のセブンイレブンやイトーヨーカ堂、そごう、西武百貨店などが名を連ねています。

セブン銀行はコンビニエンスストア「セブン‐イレブン」などを運営するセブン＆アイ・ホールディングス傘下にある金融機関です。セブン‐イレブンといえば、日本初のコンビニであり、24時間営業や家庭で作るものと言われたおにぎりの販売など、画期的なアイデアで世間を驚かせてきました。

金融機関もコンビニで買い物のついでに銀行が利用できたら便利だというアイデアがきっかけで誕生したといわれ、金融機関以外の業界からの参入が珍しかった2001年にアイワイバンクとして設立されました。

　セブン銀行の最大の強みは、セブン＆アイHD傘下にある店舗を利用し、全国に展開するATM網です。2016年9月時点でのセブン‐イレブンの店舗数は１万9045店でコンビニとしては他のチェーン店を圧倒する規模です。

セブン‐イレブンは特定の地域に集中して出店するため、出店していない県もありましたが、現在では沖縄県を除く46都道府県に店舗を設置しています。コンビニ以外にも、傘下のスーパー「イトーヨーカドー」などにも設置されています。

最近では、セブングループの店舗以外にも駅や高速道路のサービスエリアなどにも設置を進めており、2016年9月29日にATM台数が2万3000台を突破しました。

　セブン銀行のATMではメガバンクやゆうちょ銀行のほか、地方銀行や信用金庫のキャッシュカードも幅広く利用することができます。一方、セブン銀行のキャッシュカードを利用できるのは、ゆうちょ銀行、三菱東京UFJ銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行、三井住友銀行、みずほ銀行に限られています。

セブン‐イレブンの店舗がほぼ全国を網羅しているので、不便を感じることは少ないかもしれませんが、金融機関同士のATM連携が進んでいるため、金融機関を選ばずキャッシュカードが利用できる金融機関が増えています。設置銀行を確認せずATMに飛び込んで、利用できなかったということがないように注意したいものです。

　ATMの台数は多いのですが、実店舗は首都圏に４店舗と愛知県、福岡県に各１店舗あるのみです。店舗が少ない代わりに、口座開設はネット上で取引が完了します。キャッシュカードは後日、本人限定郵便で自宅に届きます。

また、郵送での手続きも可能です。　利用者が注意すべきもう一つのポイントが、ATMの利用手数料です。セブン銀行のATMは24時間、365日営業していますが、午後７時から午前７時までの時間帯は預金を引き出す際に108円の手数料がかかります。

買い物のついでにこまめにお金を引き出す人もいるかもしれませんが、108円の手数料も積もり積もれば大きな額になります。なるべく日中にまとめて引き出したり、給料日に多めに引き出して自宅で保管したりするなどの工夫が必要かもしれません。

　コンビニやスーパーを展開するセブン＆アイHDの傘下にあるセブン銀行の特徴の一つが、利用に応じて電子マネー「nanaco(ナナコ)」のポイントが貯まるシステムです。ポイントシステムを導入する金融機関は増えていますが、身近なコンビニやスーパーで利用できるポイントがもらえるのはうれしいですね。

ちなみに、セブン＆アイHD傘下にはセブン‐イレブン、イトーヨーカドーやファミリーレストランの「デニーズ」、百貨店の「西武・そごう」などもあります。また、ガソリンスタンドや自動販売機、セブングループ以外の飲食店チェーンでも利用することができます。

　セブン銀行の口座を給与の振込先や携帯電話や公共料金の引落先に指定すること、給与の振込や料金の引き落とし１件につきnanacoポイントが10ポイント付与されます。特に注目したいのが、自分宛てに振込みがあった際にもポイントが付く点です。

インターネット銀行などを中心に他の金融機関でも同様のサービスを提供していますが、振込みの金額が５万円以上などに制限されているところが大半です。

セブン銀行の場合は、振込金額に関係なく、振込み１件につき10ポイントを月に５回まで受け取ることができます。ネット通販やフリーマーケットアプリで出品することの多い人は、こまめにポイントを貯めることができそうです。

出品だけでなく、ネットを通じて買い物をすることの多い人にはセブン＆アイHDのネット通販「オムニ７」を利用することで、代金の振込１件につき10ポイントを月に５回まで受け取ることができます。

　セブン銀行は最近まで金利が高いことで知られていました。メガバンクの普通預金金利が0.025％のころに、セブン銀行の普通預金金利は0・050％。キャンペーン期間中などは0・10％に上がることもありました。

しかし、日銀がマイナス金利政策を導入したことで、メガバンクやゆうちょ銀行などが軒並み金利を引き下げました。セブン銀行も他の金融機関と同等の0.001％にまで下がってしまいました。日銀のマイナス金利政策は当面継続するとみられますので、しばらくはセブン銀行の金利も低いままかもしれません。

高い金利を期待してセブン銀行を利用していた人には残念ですが、日銀の政策など周辺環境が変化すれば再び、高い金利に戻る可能性もありますので、状況を注視したいところです。

取扱い商品は、「セブン銀行口座」と呼ばれている総合口座が基本となります。こちらは全国のセブンイレブンに設置されているATMやインターネットから資料請求した口座開設申込書により利用することが可能となります。

セブン銀行口座は一般的な銀行では発行される預金通帳は提供されずにキャッシュカードのみが発行されます。また、ネットバンキングを利用することで残高の確認や振込みなども行うことができます。

キャッシュカードのみの発行ですが、セブンイレブンだけでなくコンビニATM「イーネット（E-net）」やローソンのATMでも利用することができます。

尚、コンビニATM「イーネット（E-net）」は、セブン銀行以外にも三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行、イオン銀行、新生銀行、ゆうちょ銀行といった全国の銀行も提供しており、ファミリーマートやサークルKサンクス、セイコマートなどでも利用できるため利便性の高いネットワーク網を構築しています。

セブン銀行のサービス内容

大阪エリアのセブン銀行店舗一覧

大阪の泉南市を中心に周辺の店舗をまとめています。