大阪市中央区の銀行・ATM「トマト銀行大阪支店」

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トマト銀行は岡山県岡山市を中心に同県を基盤としており、総支店数の８５％以上を県内に置く地域密着型の第二地銀です。一般的なイメージとして第二地銀と聞けば、地方銀行と比べて規模が小さく、県外では知名度もそんなにないと思ってしまいがちですが、トマト銀行は第二地銀のなかでも数少ない東証一部上場企業の一つです。

銀行の看板をいろいろと思いだしてみると、イメージカラーに白字と控えめなデザインが少々といったものばかりかと思います。トマト銀行の看板は、その名の通りトマトのイラストが前面に押し出されながら、ＢＡＮＫというアルファベット表記を付したロゴマークが存在感を放つ看板となっております。岡山市内を歩いてみれば、そのインパクトに必ず目線が惹きつけられることかと思います。

トマト銀行の前身は山陽相互銀行でした。現在のネーミングとなったのは平成元年。相互銀行から普通銀行へと転換した際、同行の目指す方針と、フレッシュで健康的かつ明るい印象を感じさせ、世界中でも愛されているトマトのイメージがピッタリであったことから現在の社名へと変更されました。当時としては斬新なネーミングであったため、あのカゴメが縁を感じて新規口座を開設するなど、話題性も抜群であり知名度は全国区へと拡大していきました。

ユニークなのは社名だけではありません。インターネット専用の支店として開設された支店の名称は“ももたろう支店”、同じくインターネット専用定期預金の名称は“きびだんご定期預金”、カードローンの名称は“Ｑ－Ｌｉ（きゅーり）”と非常に独特のネーミングを繰り返しています。

これらの名称から誰もが岡山県を連想するかと思います。上記でもカゴメ社の口座開設に触れておりますが、トマト銀行のフリーローンの名称は“充実生活”と名付けられています。野菜生活や充実野菜といった飲料を販売するカゴメ社を思い出す一方、それらの原材料であるトマトを思い起こさせるネーミングです。トマト銀行が地元より愛着と支持を受けている理由、第二地銀でも数少ない東証一部上場企業へと成長していった理由は、独特のネーミングセンスを思い切って取り入れてきたことが大きなものだったことでしょう。

他県同様、トマト銀行が本拠とする岡山県においても地方銀行である中国銀行がシェアをリードしており、おかやま信用金庫が続き、同行は３位となっています。全国の第二地銀がバブル崩壊後の長期間にわたる不良債権処理に追われながら経営課題が積もるばかりだった状況はトマト銀行も同様であり、経営状況が危惧されたような時期はあったものの、現在は安定を取り戻しています。

トマト銀行が取り扱っておりますサービスの中でも私たちの生活に身近なもののうち、特に注目すべき２つについてご紹介したく思います。

まずは“ももたろう支店”。こちらはインターネット専用支店とのことですが、その名の通りに全国から口座開設を受け付けています。口座開設条件は、日本国内に居住している２０歳以上の方、としており、実店舗を多数抱える金融機関としては新規口座開設について大胆な取り組みをしています。

トマト銀行“ももたろう支店”に口座開設することで受けられる最大の恩恵は、全国のセブン銀行・ゆうちょ銀行・イーネット・ローソンＡＴＭを利用した際の手数料が、通常よりも１０８円お得であることでしょう。つまり、通常時に引き出しの際、１０８円の手数料がかかるとすれば、手数料無料ということになります。私たちの生活圏に多数のＡＴＭを備えている上記４金融機関を利用した際の手数料がかからないとなれば、この低金利時代には本当に嬉しい特典です。

次に、同行のカードローン“Ｑ－Ｌi”。申し込みの際には来店不要、日本全国からの申し込みが可能とのことです。これだけなら「他のカード会社も同じでは・・」と思ってしまうかもしれませんが、このカードローンが優れているのはここからです。

まずは申込時の年齢が６８歳まで、と高齢化社会が本格化する今日にしっかりとフィットしています。定年も６５歳まで引き上げられ、元気な６０歳以上が多く活躍されている状況下、いまだに６０歳以下の方しか新規で申し込みできないカードローンも多数ございます。他のカードローンの年齢条件をザッと見回してみると一番高めに設定されているものでも７０歳未満ですので、“Ｑ－Ｌｉ”の上限６８歳以下という設定は多くの方々にとって嬉しい設定であることでしょう。

そして、無担保・無保証人で最大１,０００万円となっており、使い道も自由なんです。しかも、契約時に即時振込もＯＫとのこと。カードローンの限度額はおおよそ５００万円が一般的な平均値ですが、トマト銀行の“Ｑ－Ｌi”はその倍額であり、これを超える限度額が設定されているカードローンはほぼありません。

この限度額の大きさとスピーディーさは、特に個人事業主をされている方にとっては、非常に魅力的なものとなることでしょう。入出金タイミングが合わず、一時的な資金繰りとして多額を要する際などにはピッタリのカードローンであり、契約しておいて損はないカードローンであることに間違いなしです。

トマト銀行のサービス内容

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