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りそな銀行が世界銀行2019年1月満期円/豪ドル・デュアル・カレンシー債券の売出を発表

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りそな銀行が、2017年5月31日に世界銀行2019年1月満期円/豪ドル・デュアル・カレンシー債券の売出を発表しました。

豪ドル・デュアル・カレンシー債券は、申込単位は100万円以上100万円単位で、期間は1年6か月、利率は年1.5%で、2017年10月24日の初回利払い後、毎年1月、4月、7月、10月と利息をうけとることができます。

世界銀行とは、普通の銀行とは異なり、主に世界中の発展途上国にとって欠かせない資金源、技術援助機関で、貧困削減や開発支援を目的とし、各国の中央政府または同政府 から債務保証を受けた機関に対し融資を行う国際機関のことをいいます。

また債券とは、国や企業などが、投資家から資金を調達することを目的として発行する有価証券のことで、今回のデュアルカレンシー債は、日本語にすると二重通貨建債券と呼ばれ、当初の払い込みや利息の受け取りは円貨で行われ、償還はあらかじめ決められた条件に基づき、償還通貨判定日の為替レートの水準により、円貨または豪ドルで行われることになります。

この償還通貨判定為替が、あらかじめ決められた為替レート以上の「円安・豪ドル高」となった場合には、額面金額の円貨で償還され、逆に、償還通貨判定為替が、あらかじめ決められた為替レート未満の「円高・豪ドル安」となった場合には、円の額面金額を、当初為替で換算した豪ドルで償還されることになります。

本債券のリスクには、デリバティブ取引に類する特性を持っていることがあげられます。デリバティブ取引とは、大きく分けて「先物取引」「オプション取引」「スワップ取引」の3種類があり、株式や債券、金利、外国為替といった金融商品を取引する際に、起こりうるリスクを予測して、リスクに対応できる体制を取って備える「リスクヘッジ」というメリットを持っている一方、相場の急騰・急落といった要因にもなりえるデメリットも持っています。つまり、「円高・豪ドル安」となった場合に、満期償還額が額面金額を下回る可能性があり、投資した元本を割り込むリスクを持っている、ということがあげられます。

また、りそな銀行が売り出す、世界銀行2019年1月満期「円/豪ドル・デュアル・カレンシー債券」は、金融商品仲介業務を行う登録金融機関として野村證券の委託を受けて、買付の媒介をりそな銀行が取扱うもので、実際の取引相手方は野村證券となり、本債券の売出は、野村證券を売出人として行われます。売出期間は、2017年7月20日(木)~2017年7月27日(木)となっています。

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りそな銀行

大和銀行とあさひ銀行の合併により誕生した銀行です。旧大和銀行から国会議事堂内に衆議院支店と参議院支店を持つ唯一の銀行です。また大阪に拠点を持つ大和銀行と埼玉に拠点を持つあさひ銀行が合併したことにより、関西と関東の両方に拠点を持っているのが特徴で、前身銀行が得意としていた信託業務を引き継いでおり信託併営を続けた結果、信託業務を行う唯一の地方銀行となっています。

金融機関名りそな銀行
本店所在地大阪市中央区備後町二丁目2番1号
電話番号
金融機関コード・銀行コード0010
支店コード
ホームページhttp://www.resonabank.co.jp/

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