プロミスの返済が遅れた場合の対処法

プロミス返済日に遅延・延滞を防ぐ方法と遅れた場合の対処法

急な出費が必要になった時に便利なのが、プロミスなどの消費者金融です。急いでいる時でも即日審査などのサービスを受けることができ、コンビニや銀行でも契約さえすれば利用することができ便利なものですが、借りる時には返済計画をきちんと立ててから借り入れをすることが大切となります。しかし、どんなにきちんと返済計画を立てたとしても、返すのが遅れてしまう可能性もあります。まず、返すのが遅くなり延滞してしまう時のデメリットとしては、遅延損害金が発生してしまいます。遅延損害金とは、通常の利息とは別に発生する、ペナルティのようなものです。

遅延損害金は、1日ずつ増えていくもののため、延滞すればするほど支払う額は大きくなっていきます。2、3日なら遅くなっても大丈夫などと考えていると、遅延損害金の額はどんどん大きくなってしまいその分負担になってしまうため注意が必要となります。遅延損害金は各社が定めている遅延利率に基づいて計算されています。プロミスの場合、遅延利率は実質年率20.0%です。

遅延損害金が発生する条件としては、借入金が10万円、実質年率17.8%、返済期間が24ヶ月、延滞期間が30日となっています。また、遅延損害金が必要になってくるだけではなく3ヶ月以上、返すのが滞ってしまうと信用情報がブラックになってしまいます。ブラック情報は、信用機関に5年間保管されることになります。つまり、ブラックになると、信頼できない人だと見なされて5年間は、審査が通過できなくなるためカードローンや住宅ローン、自動車ローンが組めなくなります。

現金一括払いができるなら、住宅や自動車は購入することができますが、現実的にはローンを組めなければ大きい買い物をすることは難しいと考えられます。それ以外にも、クレジットカードが作れなくなります。現在持っているクレジットカードなら利用することはできますが、その期限が切れてしまうと利用できなくなります。普段からクレジットカードで買い物をしているという場合には、大きなリスクになります。

返す気は十分にあるけれど、どうしても支払いが遅れてしまう、ということが事前に分かっている場合にはきちんと対処していくことが大切です。どうしても遅れてしまうという時には、まず担当者に電話連絡をして事情を説明していきます。場合によっては、返済日の延長や支払額を少なくしてもらうなどの対処をしてもらえる可能性があります。事前に連絡なしに延滞してしまうと、プロミスからの督促電話がかかってきます。無理な取立てが行われるわけではありませんが、何も言わずに支払いがないと信用が大きく損なわれてしまいます。

信用がなくなってしまうと、問題が解決した後も増額や金利の引き下げなどに応じてもらえなくなることも考えられまるため、事前に連絡しておくことは重要です。具体的に行ってもらえる対処としては、プロミスではフリーコールで電話をします。するとスタッフが状況に応じたプランを提案してくれたり、期日14日以内に支払うことができるのであれば音声対応で遅れる旨を伝えることができます。電話では連絡がつかないという場合には、会員サービスのメールで相談することもできるとされています。フリーコールはで実際に支払いができる期日について話し合うため、無理なく支払える給料日などを基準に答えることが無難です。

ただし、事前に連絡していても支払いが遅くなった場合には遅延損害金は発生するため注意します。翌月以降も継続して返せないという場合には、返済計画を見直すことも相談することをオススメします。担当者に収入状況や返せない理由などを伝えて、支払額や返済期間を見直します。しかし、この場合には長期的に利息の負担が増えるというデメリットがあります。

しかし、いくら事前に連絡したからといっても、なるべく延滞は避けたいものです。事前に支払うことが無理と分かっている場合には、あらかじめ対策しておくことが大切となります。まず、行えるのが買い物はすべてクレジットカードにすることです。飲み会などがある場合には、自分が代表してクレジットで支払い、他のメンバーから現金を回収することで支払うだけの金額が集まる可能性があります。この対策方法をとる場合には、1回支払いだと支払い月に金欠になってしまうことが考えられるため、2回支払いで負担を分散します。リボ払いや分割払いは支払い手数料がかかってしまうため避けるをオススメします。

手元に現金がないという場合には、返すのに必要な額だけプロミスから使い借り入れする方法もあります。ただし、この方法は限度額いっぱいまで借りている、すでに返すのが遅くなっているという場合は利用できない方法です。返すときの期日が伸びたとしても、当日までお金を用意する必要があります。そんな時には、親などに援助してもらったり、関係悪化を覚悟して友人に借りる、他のカードローン会社に借り換えを検討するなどの対策を取ることが大切です。

プロミスへの返済が遅れる前に

プロミスの返済が遅れたときの対処法ですが、まず基本的なところからしっかりと説明しましょう。遅延が発生してから対処するよりも、遅延を起こすよりも前に対処することのほうがより適切です。つまり、支払期日当日になってから、あるいは支払期日を過ぎてしまってからどうしようかと悩むよりも、予め支払期日をしっかりと把握しておき、現状だとこれはどう見ても支払期日に所定のお金を返すことが難しいなと気付いた時点で行動を起こすべきだということを最初に強調しておきたいのです。

これは、支払期日がいつなのか、そしてそのときに支払うべき金額はいくらなのかということをしっかりと把握、管理していないとできることではありません。それだけ難しいことなのですが、そういうことがしっかりと出来ている人のほうが信用されやすいというのは少し考えれば分かることでしょう。信用という言葉をここで使いましたが、プロミスからお金を借りることができるというのは、まさにあなたに信用があるからです。

信用のない人に、親や親戚でもない人がお金を貸してくれるようなことがあるでしょうか。ありません。つまりお金を借りることができた時点で、あなたは信用されているのです。その信用を自ら失わせるようなことをするのは得策ではありません。要は、せっかく信用を得てお金を借りることができているのに、もう次からは誰もお金を貸してくれなくなるかもしれないのです。ここでの話しは、お金を借りることができるのは信用があるからだ、逆であれば誰も貸してくれないと考えれば理解しやすくなります。

例えば、あなたが誰かにお金を貸したとします。あるいは別にお金を貸すのでなくても構いません。何か約束をしたのでも構いません。その人が約束の期日になっても約束を果たさない場合に、あなたはどう思うでしょうか。約束の期日を過ぎて初めて自分に言ってくる人と、期日よりも前にちょっと難しそうだと言ってくる人とで、どちらがより信用されるでしょうかということです。ケースバイケースかもしれませんし、そんなことより人そのものが問題だといわれるかもしれませんが、総じて、後になって初めて言ってくる人よりは、予め言ってくる人のほうが信用されやすいでしょう。借りたお金の返済にあたっても同じだということです。

ということで、期日を迎えて初めて慌てるのではなく、できれば事前に対処しておいたほうが良いというのは分かっていただけたでしょうか。できれば事前にプロミスに電話するなどコンタクトを取るのがよいのです。まずこのことを強調した上で、なおかつ期日に遅れてしまった場合にはどうすればよいのでしょうか。これも上のたとえ話が理解できている人には何をすればよいのか分かりやすいはずです。遅延してしまったとしても、できるだけ早いうちに、自らそれを申し出る人のほうが信用されやすいでしょう。期日を何日も過ぎてから、しかも自ら申し出るのではなくこちらから指摘して初めて気付くような人はどんどんと信用を失うことになります。

つまり、期日を過ぎたことに気付いたその時点で、できるだけ早いうちに、プロミス側からの連絡を待つようなことなしに自ら連絡を取るようにして下さい。その際には、遅延したことを正直に詫びるとともに、いつ頃ならば返せそうなのかという見込みについても知らせることが適切です。遅延しました、返せるのはいつになるか分かりません、などということでは、小学生ではあるまいし、大人としてどうかということになってしまいます。これも信用を失わせることにつながるでしょう。

しかし、人間誰しもうっかりということはあります。自ら気付いて連絡するのが適切ではありますが、場合によってはプロミス側から遅延していますと連絡を受けて初めて気付くこともあるかもしれません。そうなってしまった場合はそれで仕方がありませんが、ここでも信用を失わせるような言動は慎む必要があります。最も信用失墜につながることが、そのような電話なりメールなり郵便なりの連絡を無視することです。そういうことは絶対にやってはいけません。無視したところで事態は一切改善しません。

改善するどころか急速に悪化することも考えられます。信用できないと判断された人に対して優しく接することのできる人はいるでしょうか。このような連絡を受けた場合は丁寧に対応し、さきほどと同様、遅延したことを詫びて、いつ頃ならば返せそうなのかという見込みを知らせることが大事です。そのように丁寧に対応すれば、そこまで非常に困ったことにはなりません。もちろん延滞利息などはかかるでしょうが、早急に対処すればそこまで自分の信用を失わせることにはなりません。

しかし、数ヶ月以上も遅延させるとか、たとえ数日程度の遅延でも何回も何回も同じようなことを起こすとなると、これは間違いなくあなたの信用は地に堕ちます。今後新たな借入ができなくなることも覚悟しておく必要が出てくるでしょう。