プロミスの貸金業法に基づくおまとめローン

おまとめローンとは、たくさんの金融機関からお金を借りている場合、大口でお金を借りて他の金融機関の分は一括で返済をしてしまうことです。例えばプロミスのおまとめローンを借りて他の契約している金融会社へ一括で返済してしまえば、今後の返済や1社だけになります。借金総額が減るわけではありませんが、1社だけになることでスッキリするでしょう。

おまとめローンのメリットは返済先が1つになることです。1か月のうち返済日が1日しかありませんから、その時だけ返済をすればよくなります。お金を準備するのも1回だけです。借入金額にもよりますが、今まで3社に1万円ずつ返済していたとすれば、これからは1社に2万円、または1万円だけ返済すればいいということもできるでしょう。そうなると確実に月々の返済は楽になります。また、大口の借り入れになるため金利が安くなることもあります。また、今後ローンを組みたいといった場合でも複数の金融会社から少しずつ借りている状態だと信用度が低くなります。それよりも大口でたくさんの金額を借りているほうがお金を借りやすくなるでしょう。

債務整理と異なり信用情報が傷つかないこともメリットの一つです。自己破産であっても任意整理であっても金融会社に借金を棒引きしてもらったり帳消しにしてもらったりするため、信用情報機関に登録されることは避けられません。しかし、おまとめローンはお金を大口で借りて他社へ一括返済をするだけですので信用情報機関に登録されることはありません。社会的ダメージが一切ありません。

デメリットは月々の返済額が下がった分、返済が長期間になってしまうことです。借り入れしている額は同じですので、1か月あたりの返済額が減ると当然のように返済までの期間は長くなります。そのため、金利が下がったとしても返済する金額は大きくなってしまうのです。繰り上げ返済が可能なら、早めに返済してしまうと支払いを少しでも抑えることができます。

おまとめローンはメリットが大きいですが、誰でも無条件で借りられるものではありません。審査がありますし、借り入れる金額が大きいため厳しくなりがちです。また、おまとめローンを申し込む人は他社借り入れがある人ばかりですので審査に落ちてしまうことも十分に考えられます。ここをクリアする最低限の条件は過去に返済が遅れたことがないことです。過去に大幅な遅延があったとしたら、信用情報機関から記録が消えるまで数年間は待たないといけないこともあります。また、他社借入件数があまりにも多い時も審査に落ちる可能性があります。もし1社でも減らすことができるなら減らしてから申し込むといいでしょう。

他にも勤続年数などが審査の対象になりますし、在籍確認も行われます。通常の借り入れの時に条件となる年収ですが、これはいつもよりは条件が緩くなることがあります。年収による制限は総量規制という法律で決まっています。総量規制に従うと年収の3分の1までしか借りることはできませんが、例外があって利用者に圧倒的に有利になる場合は年収制限がなくなります。そのため、おまとめローンの場合は年収による制限がありません。しかし、年収に対して返済額が大きくなりすぎると金融会社が判断すれば断られることもあります。金融会社も返済できなくなりそうな額は貸してくれません。その時は3社おまとめする予定を2社に減らすなどして対応しましょう。1社でも減らすとそれだけで楽になりますので、効果を感じることはできるでしょう。

他におまとめローンの特徴としては目的が限られる点があげられます。他社へ一括返済するための借り入れですので、生活費を上乗せして借りることができません。もし生活費を上乗せしたいなら普通のカードローンで借り入れをするか、おまとめローンを契約した後で普通に借り入れをするといいでしょう。ただし、おまとめローンで大口の借り入れをしているため、上乗せした金額を借りられない可能性はあります。

おまとめローンはプロミスがサービスを提供していますが、他の金融機関でも取り扱っています。それぞれサービスが少しずつ異なっています。評判を確認するなどして自分に合ったところを探しましょう。もし迷っている場合は少しでも早く実行して借金返済を楽にしましょう。

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