ゆうちょ銀行のJP BANKカードゴールドサービス

　社会人なら１人１枚は持っているクレジットカード。買い物や食事の支払いをクレジットカードにまとめて、利用額に応じてポイントをためている人も多いのではないでしょうか。ところで、クレジットカードを使う場所といえば、どのような場所を思い浮かべるでしょう。デパート、ショッピングセンター、レストラン…。クレジットカードは比較的高価な買い物や手持ちの現金では足りない時に利用すると考える人も多いかもしれません。

　そのため、家庭の主婦や高齢の方のなかには「使う機会がないから」とクレジットカードを持つ必要性を感じていない人もいるのではないでしょうか。しかし、最近ではスーパーやコンビニエンスストアでもクレジットカードが利用できる店舗が増えています。

毎月の利用額に応じたポイントを貯めて得をしたいと考えるのであれば、実は毎日の食材や日用品の買い物をする主婦こそがクレジットカードを持つべきなのです。また、クレジットカードは毎月、利用明細が出ますので、どの店舗でいくら買い物を下かが一目瞭然。家計簿をつけることなく、毎月の出費を管理することができるのです。

　しかし、クレジットカードを持つことで気になるのが、年会費。クレジットカードは種類に応じて年会費が設定されているため、負担が増えることをいやがり、クレジットカードの発行を躊躇する人もいるのではないでしょうか。

　そんな方にお勧めなのが、ゆうちょ銀行が発行するクレジットカード「JP BANK カード家族カード」です。JPBANKカードを所有する本会員と生計を一緒にしている配偶者、お子さま、ご両親が対象です。ただし、高校生を除く18歳以上が対象ですのでご注意ください。JP BANK カード 家族カードのメリットは、本会員よりも割安の年会費で、本会員と同様のクレジットカードサービスを受けられる点です。

本会員の方がJP BANK カードを発行する際に年収や金融機関等からの借り入れ状況を審査し、返済能力と判断されているため、主婦や学生といった定期的な収入がない方でも申し込みが可能です。また、JP BANK カード家族カードの利用料金は本会員と同一の口座から引き落とされ、それぞれの利用明細が発行されます。学生のお子さんにクレジットカードを持たせると使いすぎないか心配という場合にも、毎月の利用額を確認できるので安心です。

　JP BANK カード家族カードの申し込みは生計を一緒にする家族のなかで、3名までですが、ゆうちょ銀行のキャッシュカード機能を搭載したカードと、本会員が所有しているカードが29歳以下の方が対象の「P BANK VISAカード ALente」の場合はご家族1名しか申し込むことができませんので、ご注意ください。　さて、気になる年会費ですが、クレジットカードの種類によって異なるため、カード別に見ていきましょう。

　まず、一般カードと29歳以下の方が対象の「JP BANK VISAカード ALente」の場合、家族カードの初年度年会費が無料、2年目以降が432円となります。本会員の場合も初年度の年会費は無料ですが、2年目以降は1350円が必要になるため、年間888円も得をすることになります。ただ、カードの利用状況に応じて、本会員の年会費が優遇される制度があり、本会員の年会費優遇はそのまま家族カードにも適応されます。

年会費が優遇されるのは、電気やガス、水道などの公共料金をカード払いにしたり、ゆうちょ銀行の口座を給与の預け入れや年金の自動受け取り口座に指定したりした場合です。本会員、家族会員ともに2年度目以降の年会費が無料になります。また、前年度の利用料金が30万円を超えると、翌年度の年会費が無料になることもあります。例えば、毎月の食費が3万円のご家族の場合、年間の食費だけで30万円を超えますね。それ以外にも家族での旅行などまとまった出費をJPBANKカードにまとめるだけで、家族全員の年会費が無料になるのは嬉しい情報です。

29歳以下向けの「JP BANK VISAカード ALente」の場合は、家族カードも含めて年間に1度でもカードで買い物をしていれば翌年度の年会費が無料になりますので、とてもお得ですね。29歳以下の方でご両親や配偶者がクレジットカードを持っていない場合には、ぜひ一緒にお申し込みください。

一方、ゴールドカードの場合は、1人目は初年度、2年度目以降ともに年会費は無料ですが、2人目以降は初年度から1080円が必要です。1080円と聞くと一般カードやゴールドカードの1人目に比べてかなり割高のように思われるかもしれませんが、JPカードゴールドの本会員の年会費は1万800円ですので、わずか10分の1です。1人目であれば無料、2人目以降も本会員の10分の1の年会費で、ゴールドカードの特典を受けられるのです。JPカードゴールドで受けられる特典をご紹介したいと思います。

まずは、海外旅行や国内旅行の際に、旅行の代金や海外での公共交通機関の料金などをJP BANKカードゴールドで支払うと、最高5000万円の旅行保険の補償が受けられます。当然ですが、海外では日本の保険証は使えず、治療にかかった費用を全額請求される可能性があります。食べ慣れない食事で体調を崩すことや熱帯地域ではマラリアなどの伝染病にかかる恐れも。

また、不慣れな場所で運転をして事故を起こした場合には、多額な損害賠償を請求されることもあります。旅行を申し込む際に旅行保険に入ることもありますが、JPBANKカードゴールドを使用するだけで最大5000万円の旅行保険の補償が受けられるのは大きな安心です。　次は「お買物安心保険」。JP BANKカードゴールドで購入した商品が、決められた期間に破損したり盗難被害にあったりすると、300万円までの補償を受けることができます。

また、世界各国に設置された日本語対応窓口の「VJデスク」と空港ラウンジの利用も可能。VJデスクでは、レストランや交通機関の案内、オプショナルツアーなどの予約、ガイドや通訳の手配と幅広い内容をサポートしてくれます。例えば、普段はご主人と一緒に海外旅行をしている奥さまがお友達同士で海外に行く際や大学生のお子さんが初めて海外旅行をする際には、とても心強い存在ですね。

　また、日本全国の空港に設置された空港ラウンジは出発前の時間に、軽食を食べたり、ジュースを飲んだりしながら待つことができる場所です。新幹線と異なり、早めに空港に到着してもすぐに乗車できるわけではありません。年配の方は待ち時間で疲れてしまう場合もあるでしょうから、空港ラウンジでゆったりと休憩できるサービスは嬉しいのではないでしょうか。

　少し長くなりましたが、JPカードゴールドの場合、このような手厚いサービスが受けられて本会員と家族会員3名でも合計年会費が12960円です。本会員の場合は、年間の利用額に応じて年会費が割り引かれますので、さらにお得に利用できる可能性もあります。

さて、クレジットカードを利用するうえで、忘れてならないのがポイント制度です。毎月の利用額に応じてポイントが貯まり、貯まったポイントは商品やサービスに交換が可能です。JP BANK カード家族カードの所有者も、一般カードの場合は利用額1000円につき1ポイント、ゴールドカードの場合は1000円につき2ポイントが貯まります。

貯まったポイントはギフトカードへの交換(VISAカードのみ)、やキャッシュバック(マスターカードのみ)のほか、「かんぽの宿」宿泊券やカタログギフトと交換できます。このほか、提携している全日空のマイルへ交換したり、CDレンタル大手のツタヤが運営するTポイントに交換したりと活用できる幅が広いのも嬉しいですね。

　また、29歳以下の方向けの「JP　BANK　VISAカードAlente」ではカードに加入した月とその後３ヶ月間、カードショッピングの利用額1000円につき、通常の3倍にあたる3ポイントが貯まります。また、ポイント3倍の期間が終了した後でも、海外でのショッピング利用や、携帯電話会社やファミリーレストランチェーン、家電量販店などポイント優待店でのクレジットカード利用で、通常の３倍のポイントが獲得できます。

さて、割安の年会費で本会員同様のサービスが受けられる家族カードの魅力をおわかりいただけたでしょうか。「JPBANKカード家族カード」の発行を希望するか場合は、インターネットから申し込むことができますのでぜひご利用ください。ただ、以下のような方はすぐに「JPBANKカード家族カード」に申し込むことができません。

仕送りなどで遠く離れた子供の口座の入出金が可能な「代理カード」を持って、キャッシュカードの機能がついたJP BANKカード会員が、代理人カードの名義と異なる家族カードの発行を希望する場合、代理人カードを持ちながら、キャッシュカード機能のついてJP BANK カード申し込み時に、代理人カードと異なる名義の家族カードを申し込む場合。上記については、代理人カードを廃止して2週間程度経ってから家族カードへの申し込みが必要ですので、ご注意ください。

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