デビットカード
ゆうちょ銀行で総合口座を開設しキャッシュカードを所有している方は、日本国内にある加盟店でデビットカードを利用してキャッシュカードの口座から即時決済され料金の支払いができる便利なカードです。ゆうちょ銀行だけでなく、信用組合や信用金庫、労働金庫、農協・漁協といった全国にある金融機関のほとんどでも同じようなデビットカード機能が備わっているキャッシュカードが発行されています。
デビットカードとは?
ゆうちょ銀行のデビットカードは、「総合口座には貯金がしてあるからお金はあるけど、今手持ちにほとんどお金がない・・・」とか「仕事が忙しくて口座からお金を引き出す時間がない・・・」といったときに、現金がなくても自動的に口座からお金が引き落とされるのでとても便利なキャッシュカードです。
ゆうちょ銀行のデビットカードを使って、日本国内にある小売店や家電量販店、レストランや飲食店、旅行代理店、ホテルや旅館などの宿泊施設、タクシー、飛行機などの加盟店やローソンで、料金の支払いが即日口座から決済され支払いされますが、加盟している店舗数はなんと金融関係の会社1400社以上、加盟している小売店など500社以上にもなる大規模なネットワークを誇ります。
日本全国でよくみかける店舗ではほとんど利用できますが、利用する地域によって使える・使えない店舗があるため、デビットを利用する場合は、使えるかを確かめてから利用するようにしましょう。
デビットカードのメリット
ゆうちょ銀行のデビットカードには次にあげるようなメリットがあります。
現金を引き出さずに買い物やサービスを受けられる
ゆうちょ銀行のデビットカードで商品代金や飲食代の支払いをする際は細かいお金は必要ありません。お釣りなどもないので、お買い物やサービスがとても簡単に支払いできるようになります。手持ちのお金が不足してしまった時にも、貯金から引き出す手間がなくなります。
現金を持ち歩かないので安心
大きな金額の買い物などをする時でも、大金を持ち歩かずに支払いができます。大金を持ち歩いて買物などをしていると、強盗などに狙われる危険がありますが、大金を持ち歩かないのでそのような危険を避ける事ができます。
お金の使いすぎの心配がない
デビットカードは口座にある貯金から支払いを行いますので、貯金の口座にある金額までしか利用できません。そのために、口座にお金が残っていなければ決済されませんので、お金を使い過ぎてしまう心配が少なくなります。
デビットカードはキャッシュカードを利用して、商品代金の支払う点で言えばクレジットカードと同じ仕組みですが、クレジットカードの場合はお金がなくても限度額まで利用する事ができます。限度額までは利用できてしまうので、余計な買い物までできるのでお金を使いすぎてしまう場合があります。デビットカードは口座の残高分までしか利用できないので、そういった点でも使いすぎてしまう心配はありません。
年会費もなく無料で利用できる
これだけ便利に利用することができるデビットカードですが、無料でデビットカードが利用できるというメリットもあります。デビットカードは、利用するごとの口座から引き落とされるので、何の買い物に利用したのかがすぐに分かります。
デビットカードのデメリット
デビットカードは、どこでも使えて即時決済される便利なカードですが、次のようなデメリットもあります。
日本デビットカード推進協議会に加盟している店舗でしか利用できない
クレジットカード会社などのデビットカードも買い物などの支払いに利用する事はゆうちょ銀行のデビットカードと同様ですが、他社のデビットカードは、海外でも利用できるものが多いです。
ゆうちょ銀行のデビットカードは、日本デビットカード推進協議会に加盟しているコンビニエンスストアや家電量販店などでしか利用する事ができません。加盟店は日本国内のみですので、海外でデビットカードを利用することはできません。
利用時間に制限がある
デビットカードの利用時間に制限があります。デビットカードを使用できる時間帯は、午前0時5分から午後11時55分までの時間になっており、深夜の時間帯で利用する場合は、この時間ではデビットカードが利用できないので注意が必要になります。
コンビニエンスストアなど以外の店舗では、ほとんどの店舗が閉店している時間帯なので不便になる事はありませんが、コンビニエンスストアを深夜の時間帯で利用する事が多い方は、時間に気を付けながら利用しなければいけません。
利用できるキャッシュカード
ゆうちょ銀行の総合口座のキャッシュカードを持っていればすぐに使えるというわけではありません。ゆうちょ銀行のキャッシュカードでデビットカードのサービスを利用する場合は、貯金口座を開設する際に総合口座利用申込書のデビットカードの機能選択欄に「1」を記入することで利用の申し込みができます。
また、平成15年以降に口座を開設してデビットカード機能を申込んでいなかった方は、ゆうちょ銀行または郵便局の貯金窓口やインターネットダイレクトサービスのゆうちょダイレクトから手続きが必要となります。
利用方法
コンビニエンスストアやガソリンスタンドなどで利用する場合は、商品代金の支払いをする際にゆうちょ銀行のキャッシュカードを渡してデビットカードでの支払い希望を伝えます。
店員から店舗に備え付けられているキーパッド(数字キー)にて暗証番号の入力を求められますので、申し込み時に設定した暗証番号を入力すれば、支払いが完了となります。
利用上限額
デビットカードの利用できる上限金額は、通常はATMの利用した金額と合計して50万円までとなっています。ただし、利用上限額の変更は可能で、ゆうちょ銀行・郵便局の窓口にて手続きを行えば1回の使用金額を100万円まで引き上げる事ができます。
尚、利用上限額の引き下げたい場合は、窓口までいかずにゆうちょATMまたはゆうちょダイレクトから手続きを行えいます。
1日の利用金額を100万円を超える金額に設定しても、1回の支払いで利用できるのは100万円までになります。また、ゆうちょ銀行のデビットカードは、商品の支払いなどに利用しても他のデビットカードのようにポイントが付きません。
デビットカードを失くしてしまったら?
財布の中にキャッシュカードを入れている方が多いと思いますが、不意に財布を盗まれたり、落としてしまった経験もあるかと思います。
そんなときは速やかにゆうちょ銀行のカード紛失センターへ連絡して、キャッシュカードを利用できないように手続きをしましょう。
尚、カードの支払いについての照会については、デビットカードの加盟店へ直接問い合わせが必要となります。
ゆうちょ銀行のカード紛失センター
電話番号:0120-794889
※通話料無料で365日24時間年中無休で連絡が可能です。
※携帯電話やPHS等からも利用できます。ただし、IP電話や一部利用できない場合もあります。
金融機関名 | ゆうちょ銀行 |
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本店所在地 | 東京都千代田区丸の内二丁目7番2号 JPタワー |
電話番号 | |
金融機関コード・銀行コード | 9900 |
支店コード(取扱店番号) | 010160 |
ホームページ | http://www.jp-bank.japanpost.jp/ |
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