ゆうちょ銀行のJPバンクカードポイント特集
金融機関のゆうちょ銀行では、「クレジットカード」「電子マネー搭載キャッシュカード」「デビットカード」「mijica(ミヂカ)」の4つのカードを提供しています。こちらでは、ゆうちょ銀行のJPバンクカードポイントの説明をします。
スーパーで特売の日を狙って買い物をしたり、オークションアプリで不要品を売ったりと身の回りの細かなところで、コツコツと節約をし、お小遣いを貯めている人も多いのではないでしょうか。そんなお得情報に興味のある人でも、意外と見落としているのが、日々の買い物や公共料金の支払い方法です。通常、現金で支払っている買い物や食事、口座から引き落とされている公共料金、これらの支払い方法をクレジットカードに切り替えるだけで、得することをご存知でしょうか。
お得になる理由は、クレジットカードの利用に応じて貯まるポイントです。クレジットカードを使って買い物や食事をしたり、公共料金などの支払いをクレジットカード払いに切り替えたりするだけで、ポイントが貯まるのです。現金払いや口座引き落としでは、支払って終了ですが、クレジットカードを使えば支払った額に応じてポイントが付与されるのですから、見逃す手はありません。
ゆうちょ銀行のクレジットカード「JP BANKカード」にも使うほど得をするポイント制度があります。ポイントの付与率はVISA、マスターカード共通で、一般カードと18歳から29歳の方が対象のALente(アレンテ)は利用額1000円につき1ポイント、ゴールドカードの場合、1000円につき2ポイントが付与されます。
獲得したポイントは2年間有効で、ポイント数に応じて「かんぽの宿」宿泊券やギフトカタログなどに交換が可能です。また、JP BANK VISAカードの場合はギフトカードに、JP BANK マスターカードの場合はキャッシュバックも選択することができますので、買い物をしてポイントを貯めて、欲しいものを実質タダで手に入れる…なんてことも夢ではありませんね。
このほかにも、提携している企業のポイントに交換することもできます。具体的には、ANAのマイル、auや楽天Edy、T-POINT、dPOINT、PiTaPa、ビックカメラ、楽天、かんぽの宿メンバーズカードのポイントです。ANAのマイルであれば、国内外の特典航空券に交換できますし、CDレンタル大手「TSUTAYA」のT-POINTであればCDやDVDをレンタルする際やT-POINTの提携店での買い物にも利用が可能です。
また、ポイントを寄付して社会貢献をすることもできるのです。国際協力機構(JICA)が募る「世界の人びとのためのJICA基金」に1ポイントを5円換算して寄付されます。寄付は、JICAを通じて開発途上国の社会的・経済的自立に向けて利用されるそうです。災害時や歳末募金などを除き、日本人はなかなか寄付をする機会がないと言われています。自分の貯金を切り崩すことには抵抗がある方も、貯まったポイントであれば思い切って寄付ができるのではないでしょうか。ポイントの使い道を迷った時には、寄付という選択肢があることを覚えておきたいですね。
JP BANKカードでは、2月から翌年1月までの累計利用金額によってステージが設定され、翌年度に利用額に応じてボーナスポイントが加算されます。具体的には、前年度の利用額が50万円以上100万円以下の場合「V1(ブイワン)」、100万円以上300万円未満が「V2(ブイツー)」、300万円以上が「V3(ブイスリー)」になります。V1ステージの一般カード所有者の場合、翌年度の累計利用額が50万円になると50ポイント、以降10万円ごとに10ポイントがボーナスポイントとして付与されます。
同じ一般カードでも、最高のV3ステージの場合は、翌年度のボーナスポイントは累計利用額が50万円で150ポイント、以降10万円ごとに30ポイント。例えば、年度の累計利用額50万円というと毎月の支払いは4万円程度です。一見、高額に思えますが、携帯電話や光熱水費、食費などをすべてクレジットカード払いにすると、意外とすぐに達する額です。せっかくポイントを貯めるのであれば、より多くのボーナスポイントを獲得できるよう、ステージを意識した利用をしてみてはいかがでしょう。なお、ゴールドカードの場合は各ステージでのボーナスポイントが一般カードの倍になります。
さらにJP BANKカードでポイントをお得に貯める裏技が「JP BANK カード ポイントUPモール」の利用です。インターネットショッピングで買い物をする際に、ポイントUPモールを経由して目当てのサイトを訪れるだけでいいのです。ポイントUPモールモールには、総合通販サイトや家電量販店、コスメ、衣料品など大小様々なサイトがそろっています。店舗によって2~20倍のポイントが獲得できますので、ネットで買い物をする際にはポイントUPモールを経由することを忘れないようにしたいですね。
さて、毎月コツコツと貯めたポイント。気がつくと相当なポイント数になっている場合もあるようです。獲得したポイントは2年で失効してしまうので、定期的に確認して使い忘れがないようにしてください。ポイントの照会や交換はJP BANK カード WEBで可能です。ポイント景品カタログの請求もできます。また、スマートダイヤル24という電話を使っても、ポイントの照会や景品カタログの請求が可能です。
ポイントの貯め方について、知っておきたい点がありますので、お伝えしますね。まず、ポイントの対象になるのは、買い物や食事、公共料金の支払いなどで、キャッシング一括払いや海外キャッシュサービスご利用分、キャッシングリボ返済金、リボルビング払い・分割払いなどの手数料は対象になりません。また、JP BANK カードの年会費や一部保険料、EdyやモバイルSuicaへのチャージについても、ポイントは付与されないので、ご注意ください。
毎月の1回払いの場合は、利用月に利用額に応じてポイントが付与されますが、ボーナス一括払いの場合は利用案内月にポイントが加算され、リボルビング払い、分割払い、2回払いの場合は、最初の引き落とし月にまとめてポイントが加算されます。
ポイントの交換は200ポイントから可能で、景品の交換を申込んだ時点で古いものから使われる仕組みです。なお、本人以外のポイントやカード発行会社の異なるポイントを合計して景品と交換することはできないので、ご注意ください。
景品は申し込みから3週間程度で手元に届くそうですが、申し込みが集中した時には1ヶ月程度かかることもあるようです。目当ての商品がある場合には、使いたい時期までになるべく余裕を持って交換の申し込みをするようにしてくださいね。
いかがだったでしょうか。普段の買い物や各種支払いをクレジットカードに変更するだけで、お得になることをご理解いただけたでしょうか。しかし、クレジットカードは年会費がかかるため、余計な出費を避けたいとカードの作成を渋る人もいるかもしれませんね。
JP BANKカードでは、初年度の年会費は無料です。2年目以降は1350円の年会費がかかりますが、電気やガス、水道などの公共料金をカード払いにしたり、給与の預け入れ・年金の自動受け取りをゆうちょ銀行の口座に指定すれば、無料になります。また、前年度の利用料金が30万円を超えると、翌年度の年会費が無料になることもあります。ボーナスポイントがもらえるV1ステージは50万円以上の利用が必要ですので、V1ステージを達成すれば、自動的に年会費も無料にすることができるようです。
JP BANKカードゴールドの場合、年会費は1万800円ですが、年間のクレジットカード利用額に応じて翌年の年会費が優遇され、最大半額になることもあります。また、海外でのサポートデスクの利用や海外旅行時の保険適応など、年会費以上の特典もあります。
ぜひ、クレジットカードを賢く使って最大限お得な生活を送ってくださいね。
金融機関名 | ゆうちょ銀行 |
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本店所在地 | 東京都千代田区丸の内二丁目7番2号 JPタワー |
電話番号 | |
金融機関コード・銀行コード | 9900 |
支店コード(取扱店番号) | 010160 |
ホームページ | http://www.jp-bank.japanpost.jp/ |
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